« 年越し準備 | トップページ | サトさんとかん太 »

2010年12月27日 (月)

寂しい日

オオ母さんの命日から明日で2週間。

介護で使っていたレンタルベッドを、今日、業者が引き取りに来た。

ベッドがなくなって、がらんとした寝室。

オオ母さんの匂いが残るものが、あんまりない。

思えば3年前、オオ父さんが長期入院で一人暮らしになったオオ母さん、

身の回りの物だけ持って、我が家に来たんだっけ。

この3年間、オオ母さんは、楽しかったんだよね。

お友達がしょっちゅう遊びに来てくれて、

毎週お花を活けて、プールに行って、

気が乗れば、友達と映画に行って、食事をして、

そして毎月俳句を詠んだよね。

でも、お花は保存がきかないから、残っているのは花器が3つだけ。

あと、俳句ノートと、水着。

あとは、がらくたも何も残っていない、オオ母さんの部屋。

あまりにも、きれい。

物がなさすぎだよ。

部屋の奥のクローゼットを開けてみた。

入っているのは、タオルとか下着とか。

・・・

一番下の引き出しに、見覚えのある白いサマーセーター。

随分前の母の日に私がプレゼントしたやつじゃん。

あげたとき、「ありがとう」と言うなり、

オオ母さん、顔にあてがいもせずにタンスにしまったもの。

私なりに頑張って選んだつもりだったけど、気に入らなかったか、

とがっかりしてたの。

あのあと、どうしたかなと思っていたんだよ。

まだタグがついたままのセーター、

持ってきてたんだね。

忘れてなかったんだ。

ありがとうね。

今日、サトさんは忘年会。

とても寒いから、何か温まる夕食が良いよね。

オオ母さんは何て言うかなと思って、

頭の中が真っ白になった。

オオ母さん、もう居ないんだ。

オオ母さんに会いたくなって、オオ母さんの居間に行ったよ。

そしたら、二つ並んだ白い仮祭壇の一番上で、

オオ母さんの遺影とオオ父さんの遺影がにっこりしていた。

そっか、

二人一緒だから、オオ母さんは寂しくないね。

「そうだよ」って、オオ父さんの写真が言っているよう。

オオ母さんが隣に来てくれて、心なしか、ちょっと嬉しそう。

« 年越し準備 | トップページ | サトさんとかん太 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

もう2週間もたつんですね。。。
寂しさは後からじわじわとせまってくると言います。。
真心こめてお世話されていたから、尚更でしょうね。
お母様もお父様も肉体は滅びてもmikatyさんの側にいて見守ってくれていると思います。きっと・・・・。

日和さん
そうですよね。まだ近くにいてくれるハズですよね。私もそう思うのですが、二人ともこの世に思い残すことが少なかったのか、魂の気配が何だか薄いのです^^;
でも、昨夜も夢でオオ母さんに会いました。
夢に出てきてくれるオオ母さんは元気なときのまま。
夢の中でも、声を聞くとほっとします^^

私は、父の葬儀会場の、2階から1階に降りる会談の途中で、「お父さん、次何をするんだっけ?」と葬儀に詳しかった父に問う独り言をつい言っていました。次の瞬間、「そうだ、これは父の葬儀だったんだ。」と気がついて、一人で泣きました。
そんな自分を思い出しました。
まだ夢の中に出てくるって事は、ちゃんとそこにいるってことですよ^^。
また、この世に悔いがないってことは、すてきなことですよね。
伊勢湾台風の話を聞かせてもらえたとき、ジンギスカンで大歓迎してくださったとき、かん太君がオオ母さんの足元に行ったとき、私の中でもオオ母さんは笑顔ですよ^^。

きいろちゃん
父さんは、魂の気配が濃厚だったよね。
姉ちゃんも、何かする度に耳元で父さんの声が聞こえて、まだ生きてると錯覚したことがあったよ。
今も、近くでニコニコしてる気がする^^

オオ母さんが亡くなって数日は、まだオオ母さんの介護が続いているような気がして、夜中や明け方に「オオ母さん大丈夫かな?」って目が覚めたけど、この頃はよく眠れるようになったよ。毎日オオ母さんの夢を見るけど、いつもオオ母さんは元気でいてくれるから、嬉しくてついつい寝坊しちゃう~^^;

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 年越し準備 | トップページ | サトさんとかん太 »