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2014年2月 9日 (日)

正月休み(最終回)

誰にもすれ違わない、びっくりするほど閑散とした道を
あてもなくきいろちゃんと歩いていると、

休暇村気仙沼大島に続く分岐に出た。

大島のHPを見ると、ひときわ元気に営業中という感じのお宿。

丁度誰かに行きあいたい気持ちになっていたこともあり、
にぎわっているかもしれないと、行ってみることに。

入り口に近づくと、確かに人の声は聞こえてくるものの、
お正月のにぎわいを外から感じるという風ではなく。。。

残念ながらとりあえずはスルーして、このままフェリー乗り場に帰ろうかと
思案していたら、近くに島の地図の案内板があった。

見ると、坂を上ったところに展望台があるらしい。

雪道だし、フェリーの時間も迫っているし、辿りつけるかどうか
不明だけど、せっかくだからもうちょっと歩いてみようかと上ってみると、

なんと、お宮さんに到着。

Shogatu40

意外な展開に正直戸惑ったきいろちゃんと私だったけど、次の瞬間、
「ここが今日の目的地だったんだ」という感慨がこみあげてきたから
不思議。

帰りのフェリーを一本遅らせてもいい、「お参りしょう!!」と意気投合。

階段を上ってみると、全てを包み込むような穏やかさがたちこめた、
優しい空間があったのでした。

Shogatu42

眼下には、海。

Shogatu41

狛犬たちは、ここから全てを見ていたんだね。
この静かな海が、黒い壁のようになって迫ってきたなんて。。。

大島の神様、
どうか、町の復興の様子も見ていて下さい。
人々の気持ちが再び力を取り戻せるよう見ていて下さい。

大島の人々の暮らしと、漁師町の活気が、またこの地に戻りますように。
誇り高き大島の食と文化が再生されますように。

次に来る時は、笑っている地元の人に出会いたい。

そんな気持ちで、帰りのフェリーから大島を振り返った。

Shogatu43

津波の時に大火災が起きて、山林がだいぶ焼けたとニュースでやって
いたけれど、それは、あの山頂付近なのかな。

次に来る時は、どうか、山も岸壁も変わっていますように。。。

  ※ ※ ※

気仙沼に到着して、よく見ると、

復興はまだ港周辺と駅周辺に限られていることがわかってきた。
一本路地を入ると、こちらもまだあちこちに沼地が残っている。

お魚市場に行っても、気仙沼産の鮮魚は殆どない。
一番目立つのが、北海道産の紅じゃけ。
かつての港町・気仙沼の賑やかさを思うと、胸が痛くなる。

お魚市場の中の食堂で、気仙沼ちゃんぽんを頼んだ。
Shogatu44

小さなほたてが沢山入っていて、出汁が素晴らしく美味しい。
でも、気仙沼の震災前の実力は、こんなもんではなかったはず。

そう思うと切ないけれど、これが地元の生活再建への第一歩と思えば
応援しないわけにはいかない。

気仙沼、また来るね!!
きいろちゃん、また行こうね!!

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コメント

はい(^-^)/また行きましょう!
雪が溶けたら,かさ上げ工事が始まるところもあると思います。
私は仙台市民ですが,私もチャンスがないと,被災したところにはなかなか行けません。
今回,おねえちゃんのおかげで被災後,大島まで初めてわたりました。
偶然神社に行けたのは,希望のような気がしたよね。

きいろちゃんnote

>偶然神社に行けたのは,希望のような気がしたよね。
本当だよね。
大島に来てつらい状況を目の当たりにしたけど、
大島は守られてるんだって、そう思えたよね。
今度は大島でご飯でも食べたいね!

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